独学で保育士試験合格をしたてんてこです!
独学で勉強をして保育士資格の取得を目指す場合、一番不安なのは「合格できるのか?」ということではないでしょうか。保育士資格は、「独学でも」「フルタイム勤務でも」取得が可能な資格です。
保育士資格を取りたいけど、そんな時間ないよ~!
手っ取り早く効率的に学べる方法をしりたいよ~!
今回は、
- 独学のメリット・デメリット
- 効率の良い勉強法(筆記試験に使用した教材について)
- 効果的な試験対策について(かかったお金も公開!)
についてお話します。
最後にかかった金額を発表しているので、最後まで見てくださいね。
保育士試験受験~合格までの流れ
保育士試験合格をするぞ!と意気込んだはよいものの、フルタイムで仕事をしていたので、疲れを理由にして全く勉強がはかどりませんでした。
教材自体は半年前に購入していましたが、積読状態。前期筆記試験の4月に入って、ようやく重い腰を上げて勉強。結果として、1回目の受験では「2週間しか」勉強できませんでした。
それでも、1回目の受験で7科目は合格しているので、勉強方法で合格に結び付けることができると感じました。どうしても仕事を理由に甘えが生じてしまいますね。2回目の正直で合格をしました。
2022年4月(令和4年) | 前期筆記試験受験(1回目) |
2022年6月 | 筆記試験合否発表・不合格(2科目落ち。社会福祉45点、子どもの食と栄養55点) |
2022年10月 | 後期筆記試験受験(2回目)前回落とした2科目(社会福祉、子どもの食と栄養)受験 |
2022年12月 | 後期試験筆記試験合格! 実技試験へ向けての準備 |
2022年12月 | 実技試験受験(言語・造形) |
2023年1月 | 合格通知 |
2023年3月末ごろ | 手元に保育士証が届く |
一度目の受験を反省し、2回目の試験に挑みました。しかし、保育士試験のメリットは、筆記試験科目の合格科目は3年間有効で免除されるので、「今回はこの科目に集中しよう」「1年間かけて合格しよう」と、個人に合わせて計画をたてられる魅力があります。
独学のメリット・デメリットについて
メリット
1.自分のペースで勉強ができる
社会人をやっていると、時間を捻出することが難しく、勉強に着手できないと負い目を感じることがあるかと思います。
通学して学ぶスタイルのスクール、自宅で気軽に行える通信勉強は、期限があるので「誰かがお尻を叩いてくれる状態」を担保することができますが、逆に「やらなければならない」「できなかった時に自責をしてしまう」と、勉強自体に楽しさを削ってしまう可能性があります。独学だと、やりたいときに勉強・自分のペースで気楽にできることができます。
2.費用を抑えることができる
受験料は、12,950円(受験手数料12,700円+「受験申請の手引き」郵送料250円)
私の場合は、2回受験をしたので、受験料は25900円かかりました。
受験料以外では教材費しかかからないので、個人の裁量で抑えることができます。
デメリット
1.サボる、堕落する
誰かと一緒に勉強をしたい人は、コツコツ独学がきついかもしれません。私は集団で勉学をすることが学生時代から苦手だったので、一人で黙々と行えることが好きだったので独学が合いました。保育士受験界隈では有名な、桜子先生の保育士試験合格メソッド(外部リンク)を通して、TwitterやSNSで受験仲間をつくることもいいかもしれませんね!
2.勉強方法を間違えると合格が遠のく
独学は、自分の行っていることが果たしてあっているのかと確認作業をすることが自己完結になってしまうので、確認のしようがありません。手にした情報は古くないか、勉強方法は間違っていないか、随時確認をしていく必要がありますね。
効率の良い勉強法(使用した教材について)
やみくもに様々な教材に手を出さない!
様々な試験(学生時代だとセンター試験や自動車学校の免許試験など…)を受けてきて思いましたが、これにつきます。1冊の教材を知ったつもりになってませんか?1冊を理解できるのは、実は時間がとてもかかります。
1.いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[上・下巻]’23年版 (成美堂出版)
基本は、この成美堂出版から出ている教材2冊で知識や情報を入れます。モノクロのページでカラフルではないので、頭に入ってきやすいです。(カラフルなものは視覚的には楽しいのでしょうが、色に引っ張られて私は苦手でした…)
2.福祉教科書 保育士 完全合格問題集 2023年版(翔泳社)
この問題集は、過去問が効率的に凝縮されているので、「解く→わからない箇所や間違えた箇所、付随している問題を分析をする」作業をするとぐっと正解率が上がり、理解が深まります。
上記の3冊で6割越えは目指せるかと思います。
2回目の受験では、メルカリで使用済み通信教材(四谷学院)を購入しましたが、上記の情報とかぶっていたので、私はこの3冊に教材を絞って何度も読み込むことが合格につながったと感じています。
持ち運びできるようにカバーを外し、中は自分で調べたものを肉付けして書き込むことや、貼り付けています。この3冊がおすすめ!
2回目は「社会福祉」「子どもの食と栄養」の2科目だったので、勉強方法を2つ加えました。
1.過去問を多めに触れる
三幸保育カレッジサイトにある(公式サイト)過去問を合わせて解き、更ににわからない箇所は、さまざまなところから情報を引っ張り肉づけをして覚える方法を行うと、知識が広がりました。
厚生労働省が出している「ガイドライン系」を目を通すことも効果的です!
2.新しい教材購入の検討、問題を足してみる
2回目受験勢は、限られた科目を勉強をします。保育士試験の教材はすべての教科を網羅していることが多く、特化型が少ないです。そのため、特化型の教材を触れることもおすすめです。
有名なものだと「ふくしかくネット」(外部リンク)から出ている教材。私は、息抜きに使用していました。
YouTubeでは、「ほいくん」(YouTubeリンク)の、ごろ合わせを出退勤時に聞いて耳で覚えていました。
効果的な試験対策について(かかったお金も公開!)
・決めた教材を繰り返し行う(様々な教材に手を出しすぎない)
・短期集中で行う(さすがに私のように2週間前はだめですが…笑)
・満点合格は箔がつくが「6割でも大丈夫」の意識を持つこと
独学は孤独です。しかし、自分に合った勉強方法で進めることができるので、勉強自体に苦痛を感じることがなく、楽しんで取り組むことができます。
筆記試験でかかった教材費お金・金額は…
【テキスト】いちばんわかりやすい保育士合格テキスト[上・下巻]’23年版 (成美堂出版) | 4,370円 |
【問題集】福祉教科書 保育士 完全合格問題集 | 2,420円 |
【問題集】保育士試験科目別リベンジセット社会福祉 | 4,200円 |
【教材】四谷学院教材(社会福祉)メルカリで購入 | 900円 |
ほいくん・桜子先生YouTube | 0円 |
三幸保育カレッジ過去問・厚生労働省のHP | 0円 |
合計11,890円でした!(教材費用のみ)
皆さんの保育士受験の参考になればうれしいです♪
⇒保育士試験 実技試験の独学方法について